民泊の投げ売りは拾うべきか
インバウンドの波はまた来るので今が買い時…と煽ってますけど?
スモールM&A関連サイト、ジモティ、フェイスブックなどに民泊事業売却がわんさか出てますね。
コロナウイルス前の収入が〇〇円でコロナが収束したら儲かりますよお客さん!!
あほかと。
大体見ても物件は転貸で賃料が発生するもので、要は事業価値なんざリフォーム費用と家具代程度でしょ。
(デューデリする価値もねーよと(´・ω・`))
それをさも立地がいいやら付加価値があるかのような謳い文句で宣伝してますけど、無理じゃないですかね。
まず、ホテルがインバウンドエリアに今後も乱立するわけで、それに勝てるわけもなく民泊事態が需給面からも衰退産業に入ってしまったわけです。
試しに2020年に新規オープンのホテル見てみましょうか。
東京:https://www.ryokolink.com/travel/hotelsogo_2020open.htm
大阪:https://www.ryokolink.com/travel/hotelsogo_2020open_osaka.htm
京都:https://www.ryokolink.com/travel/hotelsogo_2020open_kyoto.htm
数えるのめんどくさ!ってレベルで建つわけですよ。
向こうはホテル経営のプロです。
今までは観光客数>宿泊施設数 の構図が成り立ってたから適当な民泊作ってもある程度儲かったと思いますが、法律、需給、環境、すべてにおいて民泊にはビハインドの風が来てるのにわざわざ今突っ込んでいく必要もないかと。
加えて、人件費は上がってるわけで自前で対応~クリーニングまでやらないと儲けもないでしょうね。
これも結局ファーストペンギン理論で先にやったもの勝ちの世界。
投げ売りで売れた人はラッキーということで。
※別件ですが、以前ダラダラ書かせてもらったnoteの有料マガジンの販売が70冊超えてました。買っていただいた方には改めて御礼と共に質問とかありましたらツイッターのDMなどから受け付けてます。自分も勉強になるのでぜひよろしくお願いします。
(一時価格上げましたが、地合いもこうですし、以前に戻しました。)