バリーの不動産投資&株&旅行日記

某大家の会で名ばかり会長やってます。不動産投資と株投資、旅行ネタを適当に書いてます。

家賃年収1億などの失笑本に騙されるな

いつも役に立つのか立たないのかわからない当ブログを見ていただきありがとうございますm(_ _)m
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最近、本屋をうろつくことが多いバリーです。

投資関連のコーナーに行くと、不動産関連の本が相変わらず新刊として出てますが、「3年で家賃年収1億円の〇〇が教える、、、」とかの失笑本が多いですね()

前に別タイトルで触れたかと思うんですが、 家賃年収1億って簡単に言えば、月収家賃834万以上を超えたら実現できるわけです。

で、月収家賃834万ってすごいやん?と思いますけどそこまで凄い訳ではないです。

例を挙げてみますと
1ルーム家賃5万円の物件があるとすると、834÷5=約167部屋

大型マンションなら1棟~2棟、小型の1棟20室あたりのアパートなら8棟ほど購入すれば達成するわけです。ファミリー向けなど物件であれば家賃も取れるので、もう少し棟数が少なくてもいけると思います。

んじゃ、これを融資引っ張って買えるかと言われると属性が上場サラリーマンや公務員クラスなら属性と数年の実績を作れば、引っ張ってこれる範囲ではないでしょうか。

で、こういう本を読むと、肝心の筆者のB/SやCFなどは出てこないのですよ。(そりゃ、、、出せないでしょうと。。。)聞いてみないとわかりませんが、殆どのケースで資産≒負債というバランスではないでしょうか。

金利水準と家賃水準が永久に変わらず、現状でキャッシュが黒なら問題はないかと思いますが、負債ウェイトが大きいと、特に長期投資家にとっては金利と家賃と減価償却のバランス崩壊でいつの間にか黒字倒産ってパターンをよく目にします。

個人的には投資って純資産増やしてナンボの世界だと思ってます。

家賃収入の規模だけに魅了されて、方向性を間違わないように進めていきましょう。