バリーの不動産投資&株&旅行日記

某大家の会で名ばかり会長やってます。不動産投資と株投資、旅行ネタを適当に書いてます。

インバウンド関連のストックビジネス市場

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ちょいと自分でも知識の整理を含めてということで。 
ツイッターでも少し触れましたが「サイトコントローラー市場」たるものに注目しています。

サイトコントローラーって何ぞや?って方はこちら。

要は「複数の予約HPの宿泊予約管理を楽ちんポン!」にやってくれるサービスです。

昨今、1つのホテルの予約でも「じゃらん」「一休」「楽天トラベル」やら窓口が一杯ありますよね。同時刻で色々なサイトからまったく違う人が同じホテルを予約することも考えられます。ダブルブッキングなどしないように管理できるのもサイトコントローラーが役立っているようです。

で、なぜに今にサイトコントローラーと言いますと、まさにインバウンド関連ということで訪日外国人が大量に押し寄せている今、多くの観光客を取り込みたいというホテル、旅館がこのツールを利用するわけです。

ホテル側としてはサイトコントローラー提携先の宿泊予約サイトが多ければ多いほど、窓口を増やせるわけですので、そのニーズに答えられるサイトコントローラの提供企業を選ぶわけです。

以下は、ちょいと拾い物なので精値か不明ですが、代表的なサイトコントローラーを提供している企業です。


リンカーンは「リクルート系」、手間いらずは「比較.com」、ねっぱん!は「楽天」、イージーサイトは「グローバルナンタラ社」らしいですw


どこがええんやろか?と思ってたのですが口コミ的にはエクスペディアなど大手海外OTA(online travel agent)とのつながりがある比較.com社の「手間いらず」だそうです。

比較.comってあまり聞きなれないので「価格.com」のパクリ会社じゃねーの?的な疑いの眼差しで見てたのですが業績はサイトコントローラーのおかげで好調なそうで。(いや、同社HP見たら本当に〇格.comと同じやんと、、、すいません比較.com様)

無題
15年6月期決算説明資料より

確かに直近決算書を読むと
「近年の旅行者数増加の影響で、宿泊施設の稼働率上昇、部屋単価の上昇等市場環境が改善しております。この状況の中で宿泊施設からの引き合いが増え、当社との契約施設数が増加し、売上高が堅調に推移いたしました。」 だそうです。ええ、3Qで既に通期目標接近しちゃってます。

では、どこまで今後マーケット需要としてどこまで伸びしろがあるのか?が疑問なのですが、比較.comのIRに確認したのですが、現在大手OTAである「じゃらん」に登録している宿泊施設は国内で3万程とのこと。

対して、「手間いらず」の現状の導入施設数はどれほど?とヒアリングしたのですが残念ながら公表できないとのこと。2年前に旧サイトコントローラーで4000社導入済とのこと。
まぁ直近売上から簡単なお絵かきしてみると 432,168千円÷9か月÷5000円(月額利用料)=約9,600社くらいですかね?(超妄想ですので間違ってても責任取りませんw)

差し引き2万ほどのパイは未だあるのか?すげーな!と思いたいのですが、恐らくここから割引が必要かと。
・訪日外国人観光客の宿泊先は東京、大阪、京都など主要都市に偏っていること。(要は3万施設の中の地方宿泊施設数は観光客が来ないから導入も期待できないかもってこと)
・他社の追随。楽天の「ねっぱん!」は利用料タダですから


まぁ、それでも国策でインバウンド強化は周知のとおりですから、今後国内の宿泊施設が増えるとパイも増える期待もできる訳で、「手間いらず」の何が良いかというと完全なストックビジネスなので数字に大きな変動が無く安定的に売り上げが見込めますからいいですね。


※投資について
で、比較.com社のヨイショをしたのですが、ここの株は板を見ればわかりますが0.02mmレベルの超薄々です。小物の意見で動くことはないと思いますけど、5000株成行くらいでS高まで吹っ飛ぶレベルです。要は逆も然り。ご興味あるなら下でコツコツ買いましょうね。。。