最強?賃貸募集ツールのジモティーの注意点
大家ダイレクトで募集できるので仲手も節約できてええやんけ!ツールですけど下手するとやばい方が入るリスクも…(白目
そもそもジモティーって?
ジモティーは地域密着版の個人間情報共有サイトで不要になったものを近くの人にあげたり売ったり、催し物の告知など地元に根付いたサイトの作りになっており、その一角に「不動産」って項目があり、そちらで売買や賃貸のPRができるものとなっています。
ジモティーのHPはこちら
基本的に利用料は無料です。有料オプションで掲載内容にハイライト(目立つやつ)をつけたり、以前に掲載したものを再度最新情報にリフレッシュできたりします。
ジモティー利用のメリット
仲介業者を介さないので、案内から賃貸借契約書まで全て大家側でやれば仲介手数料はかかりません。
エリアによってはAD2か月とか当たり前の昨今、これはありがたいですね!
また広告文章も大家自身が自由に作成できるのでアピール力もUPするでしょう。加えて賃貸だけでなく例えば残置物を処分するにもお金がかかりますが、ジモティーを利用して無料で誰かに引き取ってもらうという副次的な利用も可能なので大家としてはありがたいツールとなっています。
ジモティ利用のデメリット
では、逆にデメリットは何かというと、仲介業者のフィルターがかからない、つまりどんな顧客か自身で判断をしないといけないところです。
経験談ですが、残念ながらジモティの顧客の一部は属性がかなり悪い、保証会社など審査も通らない顧客も多いです。夜逃げなどの悪質常習犯なども多く入居後にトラブルを起こすという諸刃の剣にもなりうるわけで安易に入れるのは危険です。
デメリットを補うためにどうすればいいのか?
まずは必ず保証会社を利用することだと思います。
ジモティー経由なら仲介手数料を浮かせることができるので、本来入居者が払うべき初期の保証料だけは大家が支払ってもいいと思いますし、初期費用が抑えられるということで入居者にとってもメリットです。
滞納や夜逃げなどの費用をカバーしてくれるので必ず付保すべきです。
管理会社を使っている場合でジモティーを使う際の注意点
対象物件を管理会社に管理を依頼している場合、かならずジモティーを使うことを担当者に伝えて大家がジモティーで見つけた場合の対応を相談しておくべきです。
本来、入居者を探す仕事は管理会社に依頼する際に、賃貸管理委託契約に基づいて管理会社にお願いするわけで、管理委託契約書の中身のよっては勝手に大家が見つけて賃貸契約書を巻くことはNGとなってます(いや、ほぼほぼそうですけど)
とはいえジモティーを利用しないのは勿体ないですし、例えばジモティーで入居者が見つかったら案内や賃契を巻く行為だけ管理会社に依頼して決まったら仲手の0.5ヶ月分を支払うなど管理会社にもメリットがあるようにしておけばいいと思います。
逆にジモティー利用がNGで自分たちで入居者を見つけられない糞管理会社なんて速攻切ればいいと思います(爆